HOME > 江口潤のブログ > 2008年9月アーカイブ
個人ブログ
江口潤のブログ
バイタリティ
私は入社した時に、「VSOP」という言葉を教えていただいた
その言葉の意味は、20代はバイタリティ、30代はスペシャリティ、40代はオリジナリティ、50代はパーソナリティが大事という内容だった。また、その言葉を聴いたのとほぼ同時期に弊社の代表関から「20代の失敗が30代に活きてくる」というアドバイスを頂いた。
その時に私は20代のうちに失敗を恐れず、徹底的に行動し挑戦すると決めてはみたものの、実際は必死に自分の臆病さと戦いながら行動しきれずに終わってしまうこともあった。ただ、就職する前よりも明らかに行動できているという自負も持ち始めていた。
ただ、そんな自信がもろくも崩れ去る出来事があった。それは、最近韓国と中国に行く機会があったのだが、両国の人達と接する事だった。
両国の人達と日本人には、明らかにバイタリティの面で差がある。その原因は、社会背景等の要因があるが、自分としては非常にショックだった。自分との決定的な差を感じた。
また、私は彼らよりも明らかにチャンスが多いという事も同時に気づいた。彼らに私と同じだけのチャンスがあればと思うと、ゾッとする。
今の現状は当たり前のような事で当たり前ではない。この恵まれた環境に改めて感謝すると同時にこの感謝の念をさらなる挑戦につなげていきたいと決意した。
社宅
私は入社以来ずっと社宅に住まわせていただいている。
社宅といえば、汚くて狭いイメージだが、弊社の社宅はキレイで広い。初めて部屋を見たとき、
「こんなとこに住めんの?」
というのが感想だった。
さらにこの社宅の素晴らしい所は、広いため飲みに行って終電を逃した人が泊まりに来たり、数ヶ月に一度社宅パーティーが開かれることである。
私はその度に掃除に追われることになるが、住んでいる所に人が集まるというのは、とても気分が良いし、何よりも普段あまり話をする事のない他部署の人たちともコミュニケーションを取ることが出来るのは何事にも変えがたいことだと思っている。
また、聞くところによると、この社宅は結構な歴史があるらしく、かつてはこの社宅で一つの事業部が出来た事もあるらしい。
この日記を書いている日は、社宅パーティーの日である。
「さぁ、飲むぞ!」
お客様第一主義
「お客様第一主義」
この言葉は色んなところで見かけ、耳にする。
この言葉は、頭では簡単に理解できるがどうも自分の中に落ちてこない。
そんな風に考えていた。
私には良く行くレンタルビデオ店があり、そこの入り口の所にホームレスのおじさんがいる。
そのおじさんは、お客さんがレンタルビデオ店に出入りする度に
「いらっしゃいませ。」
「ありがとうございます。」
と声かけをしている。
はじめの頃は特に気にすることもなく、「変わった人がいるな。」程度にしか考えていなかった。
そんなある日、そのレンタルビデオ店に映画を借りに行き帰ろうとした時、大雨が降っていた。私が映画を選んでいる間に雨が降ってきたのだ。
仕方なくため息をついて、自転車で帰ろうとすると、私の自転車のサドルにビニールの袋がかぶせてある。
「誰やこんな気の利いた事すんの。」
と思っていると、そのホームレスのおじさんが足早に私の自転車に近寄り、そのビニール袋を取って、一言
「どうぞ。」
そのホームレスのおじさんがレンタルビデオ店のスタッフでない事は明らかだ。
でも、スタッフのマニュアル通りの応対よりも本当に気分が良く、嬉しい気持ちになった。
働く事の目的は、人それぞれだと思う。
「お金のため」
「世の中の役に立ちたいから」
おそらくホームレスのおじさんは後者の理由で、働いているのだと思う。
お客様第一主義を謳い、頭で理解することは簡単だ。ただ、自分が客の立場になった時、それを感じることはほとんどない。
我々が本来持っている「世の中の役に立ちたい」という気持ちを見失わず、大事にし続ける事がお客様に「お客様第一主義」を感じてもらい、働く事の喜びを感じる唯一の手段であることに気づいた。