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下村勝光のこれだけは言わせて

地域集中ドミナント戦略

先日のガイアの夜明けという番組でドミナント戦略で業績を上げている居酒屋チェーン店が取り上げられていました。JR新宿駅近辺に33店舗。そんなに特定の範囲内に出店してお客様の取り合いにならないかと思いますがそれ以上のメリットがあるようです。
例えば、ある店舗で不足している食材を近所の店舗から調達したり、忙しくて洗い物が溜まっている店舗へ比較的ゆとりのある店舗からヘルプで入り処理する。

このようなメリットを出すためには、数店舗を見回っている管理者の現場判断が重要になってくると思いました。


ドミナント戦略をご存知ない方のために私なりの理解で恐縮ですが、ドミナント戦略の定義をお伝えします。ドミナントとは英語で(dominant)。「支配的な」「優勢な」「優位に立つ」という意味を持つ言葉です。
小売業がチェーン展開をする場合に、地域を特定し、その特定地域内に集中した店舗展開を行うことで経営効率を高める一方で、地域内でのシェアを拡大し、他小売業の優位に立つことを狙う戦略をドミナント戦略といいます。
 ドミナント戦略の代表例としてはコンビニをあげることができ、あっちにもこっちにも同じコンビニがあるのはなぜ?と思うあの光景だと思ってください。

ドミナント戦略には、つぎのような効率面でのメリットがあるようです。まず、ドミナントエリアの持つ商圏特性をもとにセグメント化し、そのセグメントごとに適正な店舗モデルを準備することにより、出店計画を効率化することができます。また、配送センターを基点に一定の距離に出店していることにより、効率的な配送ルートが設定できるため、物流費の削減効果が得られます。この他にも、チェーン店の経営指導にあたるスーパーバイザーも効率よく個店を巡回でき、指導するための時間をより長く確保することができます。また、集中出店している地域での知名度が高くなり、同時に競合の出店意欲を抑える効果も期待できます。

以上。

下村勝光 | 2010年8月16日 06:36 | コメント(0) | トラックバック(0)

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