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個人ブログ
前田絋妙の気まま日記
その事業承継にエールを送りたい!
先日、とある職業会計人の会合に参加した。
そこである北陸地方の大手会計事務所の所長から息子への
事業承継の話を聞いた。
譲る父、受け継ぐ息子のお二人のお話が聞けた。
創業者である父は
一代で地域密着をモットーに名高い事務所を創りあげた
52歳で自社ビルを建て
57歳で息子を専務として受け入れ
62歳で30周年を迎え
66歳で実質無借金で息子に社長を譲り会長に就任
現在67歳
72歳で40周年を迎えた時に名誉会長になるという
これだけみていると順風満帆の事業承継。
しかし息子さんが専務として入った時に
創業者についてきた幹部の方々が多く退職したという。
辞められては困ると思った息子さんは
泣きながら「辞めないでくれ」と頼んだという。
しかし、結果はにっこり笑って辞めていったとのこと。
このつらさはつるんで辞められた経験をお持ちの社長さんなら
わかると思う。
何を隠そう、私もそのひとりである。
しかし、今思うとここからがまた新たなステージの幕開けとなる。
私は今までのことを本当に改めよう、甘えを捨てようと腹をくくれた。
そして、これから自分と一緒に本気でやってくれる信頼できる幹部を
絶対につくろうと心底思えるのである。
この息子さんもこの後、所員さんに信頼されるように
なりたいと必死でいろんな取り組みをされる。
そのひとつとして誰よりも事務所に早くきて
入口に立って毎日挨拶をして所員さんを迎え入れたという。
しかし、当時の所員さんの返事や態度は冷ややかなものであった。
それにもめげす息子さんはやり続けた。
そして今、息子さんは所員さんの幸せを本気で考え
熱い想いをもって所員さんにもお客様にも向き合っている。
そういえば私に所員さんのことが「可愛くて仕方がない」と
話をしてくれたことがあった。
今や、素晴らしい幹部が育っている事務所である。
そして、譲った父も危なっかしかった息子をずっと見守り
今や息子さんの一番の応援団で支援者に徹している。
私から見ると本当に素晴らしい事業承継であると思う。
創業者には創業者の苦労がある。
そして二代目には二代目の苦労がある。
これらのすべての苦労が受け継がれ
それらがこれからの素晴らしい経営となっていくのだと思う。
もうすぐ40歳になる息子さんに心からエールを送りたい。
その素晴らしい熱い想いはお父様にもお客様にも
そして所員さんにも届くはず。
どうか益々北陸地域を活性化して元気にしてください。
心から応援しています。
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