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個人ブログ
前田絋妙の気まま日記
残業嫌いの社長さん!
私のお客様でとても残業嫌いの社長さんがいる。
社長が残業嫌いなのは、残業代がかかるから当たり前でしょ!
と聞こえてきそうである。
でも、この社長さんの残業嫌いの理由はちょっと違っていた。
「仕事があるから残業するでは、社員も会社も成長しない!
今の仕事量で残業してたら、もっと仕事が増えた時にできないではないか!
これからもっと仕事も増やしていく。今の仕事は定時までにやってくれ!」
というのだ。
「でも、社長、前よりかなり仕事量は増えていますよ。」
という反論に対して、
「120かかるところを100でやる努力をするから、成長する。
120かかるところを120でやって、なんの成長があるんや。」
と返した。
ということでこの会社は本当に残業禁止である。
定時に近づくと、皆が必死になって仕事を終らせようがんばっている。
社員にとってはキツイ話であることは事実であろう。
ただ、確かに仕事の量は増えたのに、今までの時間でこなすことが
できるのであれば、それは会社として生産力が上がったといえる。
そう言えば、ワタミフードサービスの渡邉美樹社長も
「一週間ムリをし続ければ、それはムリではなくなる」と言っていた。
成長とは、変化すること。
何ができるようになったのか、何がどう変わったのか
はっきりと言えるものでなければならない。
私自身も、この一年で、どんなムリをして何ができるようになったのか?
自問自答してみよう。
人材育成は牛若丸方式で・・・
先日、とある会社に東川鷹年先生と個別指導に行った際、
その会社の方(以下Aさん)とこんなやりとりがあった。
Aさんは「うちの会社のリーダークラスを早急に育成したい。
だから、もっと速く育成する方法でお願いしたい。」と言ってきた。
すると東川先生が突然こんな話をしだした。
「つくり話かどうかはわからないが、弁慶と牛若丸のこんな話がある。
同時に米を渡し、餅をつくって欲しいと頼んだら、
弁慶はどうしたと思う?
弁慶は力ずくで、その米を練って、みるみる餅のようにしていったのである。
では牛若丸はどうしたと思う?
牛若丸は米を一粒一粒潰し始めたのである。
しばらくすると、弁慶は苦戦しているようである。
みるみる餅になったかと思われたが、米がきちっと潰れていないので
いつまでたっても、ちゃんとした餅にはならないのである。
一方、牛若丸はかなりの時間がかかったが、米が確実に潰されているので
きれいな餅になったのである。
あなたは、それでも弁慶方式で人材育成をするのですか?
人材育成には、時間がかかる。
あせりの気持ちはわかるが、確実に育成していくことが大事である。」
Aさんは大きくうなずいて席に戻った。
経営には時間をかけないでよいことと、
時間をじっくりかけなければならないことがある。
スピードが求められる時代だからこそ、
これらのことを間違わないように、よりいっそう注意が必要なのであろう。