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解決FAQ

【解決FAQ】IT・情報技術

※当FAQは過去にお客様よりいただいたご質問や弊社データベースの情報を順次掲載しております。
ERP導入時の問題点とは何ですか。詳しく教えてください。

ERPを導入する場合の問題点は何でしょうか? 3つに分けて考えます。


●共通の問題点
●まだシステムなどを導入してない企業にERPを導入する場合
●既にシステムを使っていて、それらのシステムをERPへ変更する場合


1.共通の問題点
(1)ビジネスプロセスリエンジニアリング(ビジネスプロセスチェンジ)が必要
ERPで一番大変なことは、ERPに業務をあわせるときに、ビジネス・プロセス・リエンジニアリング(業務改革が)必要になるときです。
社内だけではなく、お客様、業者などを含む、変更があると非常に大変になります。トップのリーダーシップが絶対に必要です。
(2)用語が異なる
ERPでは、一般的に業界の用語を使用しています。社内で、特殊な用語を使用している場合は、用語の統一が必要になります。
ERPは、企業の多くの部門に関係していますので、作業や帳票などをいれると変更するには、かなり大変な作業になります。


2.まだシステムを導入してない企業にERPを導入する場合の問題点
(1)システムの使い方を勉強する必要があります。
まずシステムを使うために、パソコンの使い方、マウスの使い方などを習得する必要があります。トレーニングが必要です。
できれば、エクセルなどの表計算ソフトなども習得しておくとよいですね。
(2)ERPの導入に関して何をやってよいのかわからない。
ERPのようなシステムを見るのも初めてであれば、どのようの導入するのか、検討もつきません。ユーザーからプロジェクトチームを選んでもどのようにやるのかわかりません。
ERPベンダーも経験のある会社がいいですね。
しかしERPベンダーのいいなりになりますので、余分なコストを言われたりすることもありますので注意が必要です。
(3)いろいろなマスターデータを整備、準備する必要があります。
システムを導入するためには、必要なマスターデータを準備する必要があります。
例えば
●製品、原材料、部品情報
●部品表
●経理の情報
●出荷情報
などたくさんあります。
データがない場合は、新規に作成する必要があります。かなり大変な作業になります。


3.既にシステムを使っている企業の場合
既にシステムを使っている企業でも問題があります。
(1)現在のマスターデータをERPへ変更する
部品表など現在のマスターデータをERPのマスターデータへ全部変換できない場合は、なくなるデータをどのようにするのかを決める必要があります。
特に、外注先やお客様に関係しているデータであれば、外注先やお客様へデータベースの変更をお願いする必要がでてきます。
反対に、ERPのシステムを現状に合わせる場合は、カスタマイズ(ソフトの追加)が必要になります。余分な費zz用がかかります。
(2)作業フローの変更
現在のシステムを使った作業フローから、ERPを使った作業フローへ変更する必要があります。
(3)データの移し変え
既存のシステムのマスターデータはもとより、在庫データや受注、出荷データなどのトランザクシュンデータをERPをスタートする前に移し変える必要があります。
(4)現在の帳票やデータのサポート
既存のシステムでサポートしている帳票やデータは、同じようにERPからもサポートする必要があります。

システム管理者 | 2010年10月21日 18:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
ERPパッケージ選定のポイントがあれば教えてください。

ERPパッケージを選定する場合のポイントは何でしょうか。それは、ERPパッケージのシステムに関するポイントです。
ERPパッケージを初めて導入する企業は、経験がありません。なので、どのようにERPパッケージを選定するのか見当がつきません。
ERPベンダーからの説明を鵜呑みにするのではなく、必ず自分で確認することが大切です。
以下に、ERPパッケージを選定する場合のポイントを説明します。


1.ERPのコスト
ERPパッケージは、ERPパッケージやERPベンダーによって、見積もりに非常に差がでます。コストの内訳としては、主に以下のようになります。
●ERPパッケージ費用(ソフトウェア費用)
●ERP教育費用
●ERPコンサルティング費用
●カスタマイズ(追加ソフトウェア開発)
●ハードウェア、OS、データベースなどのインフラ費用
ERPベンダーの見積もりは、システム要件やソリューションに対する総コストが最大2倍の開きがあることはめずらしいことではありません。場合によっては、3、4倍になる場合もあります。
一般的に安全率の読み方(リスク)、カスタマイズ、コンサルティング能力によって差が出てきます。ERPのコストとサポート内容をよく考慮する必要があります。


2.ERPシステムの使いやすさ
実際のERPは、わかりやすく使いやすいシステムでないなければいけません。
ERPシステムは、ERPの開発会社が開発したものですので、システムの中はブラックボックスになっています。どの画面とどの画面がどのように繋がっているのかわかりません。その為、データのつながりなどがわかりやすいシステムである必要があります。
当然、システムがユーザーにとって使いやすいものである必要があります。


3.ERPベンダーの能力に大きな違いがある
ERPの導入は、簡単ではありません。ERPベンダーの能力によって、導入の成否が左右されます。ERPパッケージというよりも、コンサルティング能力によって導入に成功するかがきまると言われています。
通常は、大会社のERPの導入に優秀なコンサルタントが派遣されますので中堅、中小企業でERPを導入する場合は、注意する必要があります。
提案力のあるシステムベンダーもありますが、受身のベンダーも多いのが現状です。
また、使い方しか知らないコンサルタントも多くいます。
業務改革や業務改善などまでの提案を期待しているのであれば注意が必要です。


4. ERPパッケージには適性がある
ERPパッケージは、多くの会社が開発、販売しています。
●生産中心のもの
●会計中心のもの
●MRPのみのもの
●製番管理、MRPができるもの
●カスタマイズができないもの、できるもの
●いろいろな業種のテンプレート(雛形)があるもの
などいろいろなERPがあります。自社の業種や希望にあったERPを選択する必要があります。


5.ERPの完成度
ERP導入の目的が達成できるERPを導入するべきです。ただERPを導入するだけでは、だめです。実務的に判断すべきです。
例えば、
「納期達成率」、「在庫低減」、「リードタイムの短縮」、「経営情報の迅速化」、「売上利益の向上」など。


6.ERP開発会社の信頼性、継続性
システム会社の統廃合はよくある話です。ERPパッケージの導入後のサポートやバージョンアップについてERPの開発会社の信頼性や継続性も考える必要があります。

システム管理者 | 2010年10月21日 18:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
ERPの導入ステップとはどのようなものですか?詳しく教えてください。

ERPパッケージの標準的な導入ステップと手順です。大きく6つに分かれています。


1.ERPソフトの導入準備段階
何のために導入するのか。何をやりたいのかをまず明確にします。
具体的には
●自社の現状分析
●導入目標や適用範囲の確認
●RPパッケージ製品の選択
●ERPベンダーと契約の締結
●導入スケジュールの作成
●プロジェクトチームの編成、メンバーの選出
●プロジェクトメンバーの教育
などです。


2.新しい業務プロセスの設計段階
ERPのパッケージを使って新しい業務フローを設計してゆきます。具体的には、プロジェクトチームが主体となって
●社内ヒヤリングによる課題の洗い出し
●ERPソフトとの「フィット・ギャップ分析」
を行います。

「フィットギャップ分析」とは、ERPソフトを使用した場合に現在のコードややり方などを変更する必要のあるところをリストアップすることです。

「フィットギャップ分析」で現在のやり方を変更することを 「ビジネス・プロセス・チェンジ」や「ビジネス・プロセス・リエンジニアリング」などと呼んでいます。

●課題解決のための新しい業務プロセスの策定
●ERPソフトで新しい業務プロセスを設計してゆきます。

などです。


3.ERPソフトによるプロトタイプの開発段階
新しい業務フローに基づいてERPを開発してゆきます。具体的には、以下のようなものです。
●新しい業務フローに基づいてERPソフトを開発してゆきます。
●新しい業務プロセスをERPソフトに反映します。
●主に、パラメータの設定になります。
●プロトタイプシステムの検証をおこないます。
●アドオン開発の規模や見積もりを行います。


4.本格的な開発段階
本格的に開発をおこないます。
現在のコードや業務の変更(「ビジネス・プロセス・チェンジ」や「ビジネス・プロセス・リエンジニアリング」)が事前にできる場合は前もっておこないます。
具体的には以下のようなものです。
●ERPソフトの開発、テスト、アドオン開発
●レスポンス、使い勝手も含めてシステム全体の検証
●個別の機能のシステムテストから、システム全体の統合テストを行います。
●主に、ERPベンダーとユーザーチームのキーの人がおこないます。
●テストケースを作って、実際の業務に沿ったユーザーアクセプタンステストをおこないます。
●主に、ユーザーチームのメンバーが行います。
●既存のシステムのデータをERPへ移し変える場合は、マスターデータ、トランザクションデータの、変換のプログラムを作成します。


5.実際の導入段階
実際に導入するときに必要なことです。具体的には、以下のようなものです。
●ビジネスプロセスチェンジ(ビジネスプロセスリエンジニアリング)
●利用者への教育
●社内システムの浸透
●導入時の体制を作る(トラブルシューティング)
●さらなる使い勝手の検証
●マスターデータの作成、入力
●データコンバージョン(データ変換)
●新しいシステムへの移行時の在庫などの積み増し
●追加で必要なデータや帳票などの作成(データウェアハウスなどの使用)


6.導入後のフォローアップ
ERPの導入後のフォローアップです。具体的には以下のようなものです。
●トラブルに対するフォローアップ体制を作る。
●システムの改善についての体制、仕組みを作る。
●ERPの導入目的が達成したか検証する。
  ・納期達成率
  ・在庫レベル
  ・在庫回転率
  ・生産リードタイム
  ・売上、利益


ERPシステムの一番重要なのは、導入後です。
 

導入時は、ERPのベンダーがいますが、導入後は、ユーザーだけになります。
システムの不具合も半年から1年続くこともあります。長い目で改善してゆきましょう。そして、ERPシステムを導入することにより、必ず経営指標が改善されたことを確認してください。


これが、ERP導入の最終目的ですから。

システム管理者 | 2010年10月21日 18:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
ERPの特徴とはどんな内容ですか。詳しく教えてください。

【ERP(ERPパッケージ)の特徴】
ERPには、以下のような特徴があります。


1.オンライン統合化システム
2.パラメータによるカスタマイズ
3.リアルタイム更新
4.データの共有化
5.システムのオープン化
6.グローバルで使用できる


1.オンライン統合化システム
ERPは受注、生産、出荷、販売、会計、人事、品質など企業の基幹業務全体をサポートし、各アプリケーションやデータを統合的に機能させています。
データベースは1つです。1つのデータベースで、企業の販売、会計、購買、生産在庫などを管理することができます。また購買・現場・経理検収も一元化されています。

2.パラメータによるカスタマイズ
企業の事情にあわせてカスタマイズできます。
特に製造業では、見込み生産、受注生産、半見込み生産、個別受注生産、プロジェクト型生産形態、プロセス型生産などもできます。

3.リアルタイム更新
リアルタイムでデータ更新が可能です。
業務のトランザクシュンが発生するとERP内の関連するデータをリアルタイムに更新し最新の状態にします。

4.データの共有化
システム全体のデータ構造が標準化されています。
これによりデータの整合性と正確性が実現されます。複数の業務分野のデータベースやシステムが統一的に設計され、データの一貫性や重複作業(伝票の再入力やデータの整合性など)の防止を実現しています。

5.システムのオープン化
他のコンピュータやシステムと接続可能です。

6.グローバルで使用できる
10から20ヶ国の言語が使用可能で、複数の通貨や主要国の税制にも対応しています。
(販売されているERPパッケージによります。)


この結果、ビジネスのリードタイムを短縮することができます。例えば、

●月次計算(決算)のスピードアップ
●生産販売計画の立案のスピードアップ
●システム運用(オペレーション、教育、メンテナンス)が効率的になります。


などです。


また、ERPはベストプラクティス、つまり、最善の作業フローになっていますので効率的に作業をおこなうことができます。取引会社が、同じERPを使用している場合は、データの受け渡しも楽になります。
M&Aで他社を買収する場合も、買収先が同じERPパッケージだと、システム統合や統合後の作業も管理も楽になります。

システム管理者 | 2010年10月21日 18:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
ERPの問題点と目的を教えてください。

1.現在のシステムの問題点
現在、多くの企業が、社内でシステムを使用しています。
以前から、企業のグローバル化や顧客の要求の変化など企業の周りの環境が急激に変化しています。また、企業内でも組織間の問題など、さまざまな問題が起きています。
既存のシステムを使い続けることにより以下のような問題が発生しています。


【ERPシステムの問題点】
●組織が大きくなると次第に部門の壁ができあがり、情報共有が難しくなってきます。
●会社が大きくなると事務処理などの間接業務が増えてきますが、現在のシステムでは対応が難しくなってきます。
●管理帳票を作成したくても、部門にまたがるためデータを集めにくくなってきました。
●株式公開などを目指すには投資家や金融機関に正確な経営状況を素早く開示する必要があります。
●現在のシステムでは会社の様子が把握できなくなりりつつあります。
●部門ごとに、個別のシステムを使っているので二重で入力が必要になっています。
●会社全体のデータ収集や状況把握に時間がかかります。
●従来のシステムでは、各行のソフトのデータベースがばらばらで、データが統合されていないため、会社全体のデータ収集や状況把握に時間がかかります。

などです。


具体的には、次のような問題が発生します。
●売掛金が一致しない。データの整合性が取れない。
●月次決算など、経営指標の算出が遅れてしまい、経営判断に生かせない。
●各システムが途切れていて、データの連携がされていない。
●データの二重入力の手間がかかり無駄な作業が発生する

などです。


今のように、経営環境が毎日変化している状況では、いかに迅速に経営状況を正しく把握するかが特に重要になります


2.ERP導入の目的
ERPパッケージは何のための導入するのでしょうか。
ERPパッケージを導入する目的とは、ERPを導入することによりを以下の内容を達成することです。

●全世界の企業の業務ベストプラクティスが利用可能
●リアルタイムへの対応
●情報処理コストの抑制コンピュータ関連のコストは年々増大し大きな負担になっている
●短期で安くいいものが出来る
●オープン/マルチベンダ環境の実現
●グローバル化
●統合データベースの実現
●システムジャングルの解消


またそれにより以下の経営の目的をも達成することです。

●キャッショフローの向上
●売上、利益の向上
●顧客満足の向上(納期達成率やリードタイムなど)
●在庫削減
●間接コストの削減
●縦割りの非効率な会社の動きの改善


これが、究極の目的です。

システム管理者 | 2010年10月21日 17:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
ERPのメリットによる活用方法とデメリットを教えてください。

■メリット
ERPを以上のように定義してメリットを考えてみると、次の3点があげられると思います。

1.処理の効率化
システム間のデータ連携が取れているので、データの一元化により2重入力の手間がかからなくなり、また、転記ミスを防ぐことができます。
また、一つの処理にあらかじめ勘定科目を紐付けておくことによって、その処理から仕訳データ(会計データ)を生成することができ、会計システムに自動転送することが可能です。いわゆる自動仕訳機能です。

2.リアルタイム処理
「e-経営管理」を所望する経営者にとっては、スピード経営を生み出すリアルタイム処理は欠かせないでしょう。
販売データが販売管理システムに入力されると瞬時に、在庫管理システムに数量データが反映され、また、自動仕訳機能により会計システムに仕訳データが反映され、経営者が自分の端末から帳簿を照会画面で見るとリアルタイムに変化する数値を確認することができます。「月次決算が締まらないと財務数値がわからない...」という状況とは大きな違いがあります。

3.ベストプラクティスの構築
習慣というものを人為的に変えていかなくてはならない業務改革は、非常に難しいものです。特に会社の"全体最適化"と現場の"部分最適化"が相反する場合、全体最適化を推し進めようとすると現場の抵抗は凄まじいものがあります。人は、環境が悪化することには耐えられないものです。
しかし、新システムの導入という"イベント"にタイミングを合わせ、ベストプラクティス(ERPが前提とする「あるべき業務フロー」)を強制使用させることで、業務改革を実現することが可能です。


■デメリット
長所と短所は紙一重ということもありますが、ERPならではのデメリットを考えてみたいと思います。

1.カスタマイズコスト
ERPはパッケージですので、どうしてもカスタマイズということを避けては通れません。
ERPは全社統合システムですので、例えば、会計系システムの一部分のカスタマイズであっても、業務系システムにも影響が及ぶ場合があります。
つまり、連携しているシステムに影響を与える場合があり、単体システムの場合と比較して、カスタマイズの難易度があがり、検証を含めコストがかかります。だからこそ、標準機能で業務にマッチしたERPを導入し、極力カスタマイズすることがないようにしなければなりません。

2.データ修正の複雑化
データの修正が発生し、その修正したいデータが他システムで原始入力されている場合、修正したい当該システムでは修正することができず、原始入力した他システムからの修正入力が必要になる場合があります。
例えば、自動仕訳機能で会計システムに転送されてきた仕訳データを修正したい場合、仕訳を自動生成した他システムの元データを修正しなければならないということです。
会計単体システムの場合、担当者が修正伝票を起こせばすむ話ですが、ERPの場合、他システムの元データを修正してもらい、修正に伴って生成された自動仕訳を会計システムに取り込む必要があります。

3.導入作業の複雑化
単体システムの導入作業は、原則単体システムの機能のみを把握していればすみます。
しかし、ERPの導入作業は絡み合う他システムへの影響も考慮する必要があります。
例えば、当該システムで"ある機能"を使うためには、他システムで"ある設定"をしなければならないということです。基本的に導入支援コンサルタントの領域となりますが、導入作業が複雑化します。

システム管理者 | 2010年10月21日 17:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
ERPの背景、導入について教えてください。

■背景
ERPは、豊富な業務機能を提供するパッケージシステムです。このため、ERPでは、自ら基幹業務システムを開発するのに比べて、一般に短期間でシステムを稼動させることができます。これは、業務の複雑化と変化のスピードへの対応で、情報システムの開発・保守負担が大きくなってきており、既製品で間に合わせようという考え方であるということもできるでしょう。

たとえば自社で使うワープロソフトを自ら開発しようとする企業はありません。世の中で売られているワープロソフトの方が高機能なものと安く購入することができるからです。業務パッケージであるERP採用についても同様のことが言えます。もし必要な機能が自ら開発するよりも安く入手でき、早くシステム構築できるのなら、という観点です。

企業がERPを採用する1つの理由として、システムのコストと構築する時間を節約したいという点をあげることができます。


■導入の考え方
ERPは全社システムですから、例えて言えば、会社の"骨格"となるものです。つまり、ERPの導入はいわば「骨格の入れ替え」ということです。このような大手術であれば、会社の体型にあったものでなければ、うまくいくわけがありません。

ERPという骨格をはめ込み、ベストプラクティスという理想的肉付けをするには、会社自身に合う合わないが重要なのです。

あまりにも体型と違いすぎる骨格は論外だということです。
ERPはあくまでもツール(道具)ですから、使う企業に合ったものを正しい使用方法で使いこなす限りで「是」だと思います。

ERP導入の成功のためには、自社を良く理解し(日本の商習慣、会社の規模、業種など)、フィットするERPを選択することが大事なのです。
その点をおろそかにした結果が「日本の企業にERPは合わない」、「ERPは導入したけど本当に業務の最適化が図れているのか」という悲劇に繋がるのだと思います。
その意味で、GLOVIA-Cは、当初より中堅企業向けに開発されたERPであり、日本の商習慣への対応、中堅企業にとって過不足のない標準的機能をもっているERPと言えるでしょう。


■導入がもたらす基幹業務体制
その企業の生産する製品、業界慣習、企業文化などによって変わってきますし、業務手法にはその企業の付加価値を生み出して競争を優位に導いているその企業特有のノウハウが含まれていることが少なくありません。
ワープロだったら既製品を採用しても業務のノウハウへの影響は微々たるものでしょうが、ERPは基幹業務の情報システムパッケージであり、業務そのものと密接に結びついています。多くの企業の業務を良いところ(ベスト・プラクティス)を参考にして培われたERPを採用したら、他社で行われているそれらの良い業務処理を参考にできるメリットがありますが、一方では自社特有の業務の長所をうまく生かしきれないリスクがあることになります。パッケージソフトといっても、ワープロを購入する時などとは意味が違ってくるわけです。

大企業で開発されてきた従来の部門単位の情報システムと違って、企業の基幹業務全体が「大福帳型のデータベース」を介して統合的に管理されます。特に、受注・販売・生産などの業務における個別処理が、入力時点で即時に会計情報として反映され、参照することができることが大きな特長となっています。
1つの伝票処理(トランザクション)によって、すべての部門の情報を一度に変更することができますし、そこから要約された会計情報は、その内容の詳細を辿っていく(ドリルダウン)ことで、業務情報のそれぞれのトランザクション(伝票)1つ1つへ結び付けることができます。
業務効率が上がるとともに、スピーディな財務会計、管理会計が実現します。ただ、これを実現するためには、関連する基幹業務全般にERPを利用することが必要です。

システム管理者 | 2010年10月21日 17:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
ERPとはどのようなシステムですか?また管理会計との関係を教えてください。

■EPRシステム
ERPは、Enterprise Resource Planningの頭文字を取ったものです。日本では、統合業務パッケージと呼ばれており、一言で言えば、受注・販売管理、在庫管理、生産管理、会計といった企業の基幹業務をサポートする情報システムパッケージだということができます。もともと製造業向けの情報システムパッケージとして育ってきましたが、現在は他業種でも利用できるものもあります。

ERPは、特に10年くらい前から欧米の企業で採用されることが多くなり、5年くらい前からは日本企業でも注目されるようになってきました。ある程度の規模以上の企業では、多くの場合、基幹業務の情報システムを自ら開発してきたのですが、その情報システムをERPに置きかえる企業やERPを次世代の基幹業務システムとして検討する企業が増えて来たわけです。

また、会計、業務、人事給与の各系列システムは、一般的に業務単位で更にモジュール(パーツ)に細分化されています。
例えば、中堅企業向けERPであるGLOVIA-Cのモジュール(サブシステム)構成は以下のようになっています。

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■ERPと管理会計
ERPと管理会計を考えた場合、予算管理、配賦機能、経営分析、部門管理など一般的な会計システムの論点もありますが、やはりERPのメリットの一つである「リアルタイム処理」は、「e-経営管理」を実践する上で、欠くことのできないものでしょう。

これは、システムの統合化が大きいほどにその効果がでます。
繰り返しになりますが、どこかの支店で商品を販売した事実が、直ちに自動仕訳で会計データに取り込まれ、経営者が自分で画面をドリルダウンしていき、確認することができるということは、管理会計・スピード経営の真髄です。

バッチ取り込み処理が月末1回で、キチンとアウトプットされた紙ベースのものを見る時にはプラス10日という経営とは大違いです。
ところで、ERPは、会計系システム、業務系システム、人事給与系システムの三位一体の全社統合システムであると述べましたが、中堅企業の現実としては、会社の個別状況に応じて、モジュール単位で部分的に導入し、既存のシステムとの連携を図ることの方が普通だと思います。
「準ERP」とでもいうべき、統合化状況なのではないでしょうか?

準ERPといっても、ERPのメリットが享受できないわけではありません。
既存システムとの連携を図ることにより、特に、会計系システムと業務系システムとの連携を図ることにより、取り込み状況によっては「準リアルタイム」を実現することができます。
この場合、他システムとの連携には、データのアウトプット、インプットの窓口であるインタフェースの柔軟性が鍵となります。


参考:富士通HP

システム管理者 | 2010年10月21日 17:47 | コメント(0) | トラックバック(0)


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